家具・家電製品の地震対策
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2019/11/272019/11/27
家具の転倒に巻き込まれての負傷。出入り口がふさがれて閉じ込め。飛散したワレモノによる怪我。
地震発生時のこうしたトラブルは、正しく対策することでかなりの程度で未然に防ぐことができます。
家具の配置の見直し
家具の転倒防止も重要ですが、それ以前に転倒したとしても致命的な被害が生じないような配置とすることをまずは考慮べきです。
特に部屋の出入り口をふさいでしまうことのないようにすることと、過ごす時間が多いリビングや寝室に安全なスペースを確保することを意識するとよいでしょう。
家具の固定
揺れでの転倒を防止するためには背の高い家具はL字金具で壁に固定することがベストです。
しかしながら、特に賃貸にお住まいの方などであれば、壁や家具に穴を開けることがはばかれるということもあるかと思います。
そうした場合は「突っ張り棒」か「家具を後ろに傾けるゴムマット」、あるいはこれらの併用が効果的です。
食器類などワレモノが多数存在する台所やダイニングルームではそれらが飛散しないように対策が必要です。食器棚には滑り止めシートを敷き、高いところにある開き戸は揺れの勢いで開かないようにストッパーを設置しておくと安心です。
冷蔵庫の固定
冷蔵庫の固定に関しては専用の製品が販売されています。
大型冷蔵庫は非常に重く、その分転倒時の危険が大きいので、確実に対策をしておきましょう。
中型家電の固定
テレビや電子レンジのような中型家電は、基本的にはそれを設置している家具に固定することで対策します。
激しい揺れのなかではテレビなどの家電製品が投げつけられるように飛んでくることがあります。対策としては固定ベルトの設置がベストですが、耐震ジェルを簡易的な対策とすることもできます。